十数じゅうかぞえて振ふり返かえると君きみが
鬼おにになれない僕ぼくを嘲笑あざわらった

翼広つばさひろげ羽撃はばたけたら楽らくになれる?
飛とべぬ鴉からす 逃にげ場所ばしょなど何処どこにも無ない

例たとえ空そらが晴はれても決けして忘わすれはしない
例たとえ忘わすれられても二度にどと消けせない傷きず
君きみは鬼おに、僕ぼくは捕虜ほりょ
誰だれかが決きめたルール
何なにもかもが鎖とざされて

声震こえふるわせて逃にげ遅おくれた僕ぼくに
鬼おにが近ちかづく 両手刃りょうてやいばにして

翼広つばさひろげ羽撃はばたけたら楽らくになれる?
鳴なけぬ鴉からす 誰だれも餌えさをくれないから

例たとえ空そらが晴はれても決けして忘わすれはしない
例たとえ忘わすれられても二度にどと消けせない傷きず
時ときに懐なつかしい歌口うたくちずさみたくなるけど...
もう遅おそすぎて
Should I Kill Myself?
Even If It Kills Me
Will I Go To Hell?

例たとえ空そらが晴はれても決けして忘わすれはしない
例たとえ忘わすれられても二度にどと消けせない傷きず
やがて黒くろが生うまれて僕ぼくを塗ぬり潰つぶすだろう
まるで魔法まほうの様ように僕ぼくは呼吸こきゅうを止とめ
君きみは鬼おに、僕ぼくは捕虜ほりょ
誰だれも信しんじられない
もう羽はねはもがれて