いつからだろう
あなたの指ゆびが
きれいだと知しったのは
この気持きもちに気きづいたのは

惹ひかれていく速はやさに
ついていけないから
臆病おくびょうな心こころが
ブレーキをかけるよ

ふと目めが合あって
…何なにか話はなして
あなたに見みつめられると
私わたしは動うごけなくなる

高鳴たかなる鼓動こどうで壊こわれそう
つかまれた腕うで 引ひき寄よせられて
抑おさえられない 伝つたわらないで
あなたを好すきだと
感かんじた痛いたいほど
息いきもできない 恋こいのはじまり

戸惑とまどうまま
あなたの腕うでの中なか
そっと目めを閉とじた
これからどうなるんだろう

傷きずつくのは恐こわいのに
好すきになり過すぎればつらいのに
もうだめだよ
こんな気持きもち

冷つめたい風かぜ
…季節きせつが変かわる
どうして 泣なきそうになる
これ以上いじょう 抱だきしめないで

あなたの笑顔えがおが愛いとしくて
近ちかづいた声こえ 触ふれた感覚かんかく
秋あきの夕暮ゆうぐれ 落おち葉ばが舞まって
走はしり出だした恋こい
気持きもちは止とまらない
感かんじる想おもい 信しんじてもいい?

初はじめて恋こいしい人ひとの
香かおりを知しったその時ときが
いつまでも消きえない
瞬間しゅんかんになる

高鳴たかなる鼓動こどうで壊こわれそう
つかまれた腕うで 引ひき寄よせられて
抑おさえられない 伝つたわらないで
あなたを好すきだと
感かんじた痛いたいほど
息いきもできない 恋こいのはじまり