この辺あたりで心こころを休やすめようか
真まっ白しろな雲くもの 色いろに染そめて
どこからともなく聞きこえるメロディー
広ひろがる世界せかい こぼれる雨あめ

きっと忘わすれないこと
ずっと変かわらないもの
でも気きづきたいこと
すぐ側そばで感かんじるもの

この辺あたりで体からだを揺ゆらそうか
風吹かぜふくままに 身みをまかせて
雲くもの向むこう側がわにまだ見みぬ未来みらい
羽はねを広ひろげて飛とんでゆける

やっと みえてきたもの
ずっと 探さがしてきたこと
でも 届とどかないもの
すぐ側そばで信しんじた人ひと

もっと強つよく抱だきしめたいから
守まもりたいものがあるから
この思おもいが届とどくのなら
転ころんでもたちあがらなくちゃ

この辺あたりで空そらに手てをかざそうか
指ゆびの隙間すきまでつかむ光ひかり
日溜ひだまりの中なかで豊ゆたかな鼓動こどうは
自由じゆうに踊おどり 歌うたを歌うたう

きっと なくしたものや
きっと 失うしなったものは
ずっと 君きみの近ちかくで
形かたちを変かえて側そばにある

きれいに

この辺あたりで心こころを休やすめようか
何なにも間違まちがいじゃないって染そまるまで
どこからともなく流ながれるメロディー
広ひろがる世界せかい こぼれる雨あめ