窓まどの外そとは初雪はつゆきの影かげ 巡めぐるこの季節きせつ
幾度迎いくどむかえど思おもい出だすのは何気なにげない記憶きおく

無理矢理むりやり 手てを引ひっ張ぱって連つれ出だしてはしゃぐ横顔よこがおも
リピートするワンシーン 今いまは幻まぼろしのよう

遠とおざけても夢ゆめの中なかに姿すがたを見みる
果はてなき白しろい世界せかいにひとり 佇たたずむ愛いとしい人ひと
千切ちぎれるほど名前呼なまえよんでも届とどかぬ声こえ
もう一度いちどだけ会あいたいんだ それ以上何いじょうなにも望のぞまないから

テーブルの上うえ 置おいてけぼりの見慣みなれた手袋てぶくろ
かじかんだ指先ゆびさき 守まもるために贈おくったプレゼント

匂においも温ぬくもりも みな消きえてなくなったはずなのに
錯覚さっかくしてしまうよ きっと帰かえってくると

強つよい風かぜによろめいていつも傍そばに
手てを差さしのべて微笑ほほえみながら 支ささえてくれてたから
ここまで来きたよ 今いまはひとり歩あるくけれど
道みちの先さきでいつかふたり 出会であえる日ひが訪おとずれるように

遠とおざけても夢ゆめの中なかに姿すがたを見みる
果はてなき白しろい世界せかいにひとり 佇たたずむ愛いとしい人ひと
千切ちぎれるほど名前呼なまえよんでも届とどかぬ声こえ
もう一度いちどだけ会あいたいんだ それ以上何いじょうなにも望のぞまないから

瞬またたく last forever...