ガードレールに腰こしをかけて 見上みあげた空そらに咲さいた粉雪こなゆき
白しろい息いきは静寂せいじゃくに消きえて 僕ぼくらの冬ふゆが始はじまる

積つもった雪ゆきの中なかいるみたいに App で作つくった君きみとの写真しゃしん
寒さむさの分ぶんだけ人ひとは寄より添そい 賑にぎわい出だした19時じの街まち
まるでおもちゃ箱ばこみたいに イロトリドリのStreet 抜ぬけ
僕ぼくは今いままっすぐ君きみの元もとへ 新あたらしい待まち受うけに思おもわずにやけて

苦手にがてだったはずの季節きせつが こんなに愛いとおしく思おもえるのは
街まちに響ひびくアイノウタと 二人ふたりきり過すごしてた時間じかんのせいかな

白しろい冬ふゆの流星群りゅうせいぐんが 僕ぼくらの街まちを染そめていくよ
どうかこのままずっと 君きみとの今いまが続つづくように
このソラノシタ こうして出逢であえた奇跡きせきを 抱だきしめて

いつもの駅えきで待まち合あわせたり いつもの公園通こうえんどおり歩あるく
普段通ふだんどおり 二人ふたりで過すごすありふれた週末しゅうまつのハズだった
ただ突つきつけられた"今年ことしで最後さいごの冬ふゆ"
混乱こんらんする僕ぼくは湯気ゆげの消きえたコーヒー ただ眺ながめていた

泣なきながら話はなした君きみも 強つよがりで肩かたを抱だいた僕ぼくも
遠とおく響ひびくアイノウタも 苦手にがてだった季節きせつ まだ終おわらないように願ねがう

冬ふゆの流星群りゅうせいぐんが モノクロに滲にじんでゆれる
"どうかこのままずっと…" 祈いのった光ひかり 遥はるか遠とおく
13月がつがあれば もう少すこし隣となりにいられるのに

桜道さくらみちも 花火空はなびぞらも 銀杏並木ぎんなんなみきまでも
二人ふたりで語かたった 夢ゆめの間取まどりは 溶とけだしてゆく

冬ふゆの流星群りゅうせいぐんが テノヒラの上うえ きえていくよ
"どうかこのままずっと…" 祈いのった光ひかり 遥はるか遠とおく
13月がつがあればもう少すこし隣となりにいられたのに

白しろい冬ふゆの流星群りゅうせいぐんが二人ふたりの日々ひびを 映うつしていくよ
せめてこのままずっと 祈いのった光ひかり 消きえぬように
流ながれる星ほしは街まちに積つもっていく 13月がつのソラノシタ