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世界せかいの始はじまりは 静しずかな柔やわらかな一ひとつの音おとだった
僕ぼくらはその音おとの果はてに生うまれ
朝露あさつゆにぬれたアカシアは 獣達けものたちと夢ゆめを分わかち合あった
詩人しじんはその夢ゆめを追おい求もとめて行いく
遠とおくへ 遠とおくへ
果はてしなく流ながれて
最後さいごの息いきだけ
哀かなしみの果はてから
その時ときが来くる
陽ひは高たかく昇のぼり 世界せかいを照てらした
輝かがやきを増まして あの空そらが開ひらく
今日きょう、世界せかいは生うまれ変かわる
風かぜの中なかで立たつ
全すべての孤独こどくと儚はかなさを抱だいて
声こえを掲かかげる
今日きょう、世界せかいは生うまれ変かわる
僕ぼくらは太陽たいようを裏切うらぎった 君きみは一ひとつの音おとを鳴ならした
涙なみだの落おちる音おとによく似にていた
ただ時ときは流ながれ ただ静しずけさだけ
立たち竦すくむのなら 世界せかいはそれだけ
風かぜ 音おと 光ひかり だけ そこにはそれだけ
果はてしなく流ながれて
最後さいごの息いきだけ
哀かなしみの果はてから
その時ときが来くる
陽ひは高たかく昇のぼり 世界せかいを照てらした
そこから見みえるか? 今いま、空そらが開ひらく
今日きょう、世界せかいは生うまれ変かわる
忘わすれないよ 僕ぼくら ここで息いきをしていた
肺はいに刺ささるまで 深ふかく息いきをした
今日きょう、世界せかいは生うまれ変かわる
僕ぼくらはその音おとの果はてに生うまれ
朝露あさつゆにぬれたアカシアは 獣達けものたちと夢ゆめを分わかち合あった
詩人しじんはその夢ゆめを追おい求もとめて行いく
遠とおくへ 遠とおくへ
果はてしなく流ながれて
最後さいごの息いきだけ
哀かなしみの果はてから
その時ときが来くる
陽ひは高たかく昇のぼり 世界せかいを照てらした
輝かがやきを増まして あの空そらが開ひらく
今日きょう、世界せかいは生うまれ変かわる
風かぜの中なかで立たつ
全すべての孤独こどくと儚はかなさを抱だいて
声こえを掲かかげる
今日きょう、世界せかいは生うまれ変かわる
僕ぼくらは太陽たいようを裏切うらぎった 君きみは一ひとつの音おとを鳴ならした
涙なみだの落おちる音おとによく似にていた
ただ時ときは流ながれ ただ静しずけさだけ
立たち竦すくむのなら 世界せかいはそれだけ
風かぜ 音おと 光ひかり だけ そこにはそれだけ
果はてしなく流ながれて
最後さいごの息いきだけ
哀かなしみの果はてから
その時ときが来くる
陽ひは高たかく昇のぼり 世界せかいを照てらした
そこから見みえるか? 今いま、空そらが開ひらく
今日きょう、世界せかいは生うまれ変かわる
忘わすれないよ 僕ぼくら ここで息いきをしていた
肺はいに刺ささるまで 深ふかく息いきをした
今日きょう、世界せかいは生うまれ変かわる