真まっ白しろな世界せかいでアナタに出逢であえたから
涙なみだが雪ゆきに変かわってく

瞳閉ひとみとじれば、ほら
手てを繋つないでくるアナタがいて・・・
かすかに照てれて笑わらう口元くちもとを
見みえないように隠かくしていた
そんなアナタが愛いとしくて

真まっ白しろな世界せかいでアナタに出逢であえたから
募つのる想おもいが今いま、苦くるしくて
どれくらい叫さけべばこの声届こえとどきますか?
涙なみだが雪ゆきに変かわってく

優やさしさが足たりなくて
ただ『ゴメンね』だけが言いえなくて
アナタを待まち続つづけたこの場所ばしょで
季節きせつはまた流ながれるのに
何なにも変かわれない

この広ひろい世界せかいでアナタに出逢であえたこと
忘わすれようとしても出来できなくて
アナタのぬくもりが雪ゆきに抱だかれて消きえる
想おもい出でだけを残のこして

重かさねた足跡あしあとが恋こいしくて・・・
今いまは涙なみだでアナタが見みえない

アナタに見みえますか?雪ゆきに残のこした言葉ことば
幸しあわせなトキを『アリガト』

真まっ白しろな世界せかいでアナタに抱だかれていた
ふと見上みあげた宙そらが笑わらってる
いつかまたどこかでアナタに出逢であえるなら
もう二度にどと一人ひとりで泣なかないよ
サヨナラ

寄より添そった粉雪こなゆきが掌てのひらに舞まい降おりた