「元気げんきですか?」僕ぼくは知しれないけれど…
朝あさは今いまも苦手にがて?なんて おせっかいかな
別わかれ告つげた僕ぼくは何なにも変かわらず… ただ
なぜか心こころもどかしくて止とまっているよ

どうして君きみに近ちかづく度たび
傷きずを負おうのに求もとめるの?

白しろいバラは何度なんども 赤あかいバラに染そまろうと覚悟かくごを
でも月つきが満みちて 壊こわれだす夜よるに
花はなびら静しずかに 落おちてゆく

「何なにをしてる?」僕ぼくは聞きけないけれど…
電話今でんわいまも苦手にがて?なんて おせっかいかな
悩なやみ悩なやみ答こたえ出だしたはずなのに… ねぇ
光ひかる画面がめんかかえながら眠ねむっているよ

どうしてダメとわかっているのに
甘あまい香かおりにまどろむ

白しろいバラは何度なんども 赤あかいバラに染そまろうと覚悟かくごを
でも月つきが消きえた深ふかくなる夜よるに
かたくなな花はなびら揺ゆらぎだす

寒さむくて寂さびしくて でも思おもい出書でかき換かえて
また犠牲ぎせいにしてゆく これが望のぞんでいた幸しあわせ?

人ひとは無償むしょうの愛あいだとか 綺麗事きれいごとを並ならべるよ今日きょうも
でも月つきが満みちて 壊こわれだす前まえに
僕ぼくはもう進すすむよ さようなら
ありがとう