柄杓ひしゃくを描えがく様ような星々ほしぼしが 巣食すくう世界せかいで
君きみの私利私欲しりしよくは唯人々ただひとびとを支配しはいするの

モダンな金字塔きんじとうは 権力けんりょくの証あかしとして
刃向はむかう下郎共げろうどもを粛清しゅくせい バタバタと殺ころすよ

冷酷非情れいこくひじょう

だけど 苦くるしみに歪ゆがんで
愛あいや情なさけを捨すて去さって生いきる君きみと僕ぼくは似にてるね
重かさねてしまうな

愛深あいふかき故ゆえに行末ゆくすえも泣なかせてしまうのならば僕ぼくは消きえよう
その無情むじょうの果はてには悲かなしみも苦くるしみも無ない

罪深つみぶかき故ゆえに喜よろこびが訪おとずれないとするならば受うけ入いれるよ
それで万事解決ばんじかいけつさ

何なにもいらない
誰だれもいらない
僕ぼくはいらない

だけど 温ぬくもりを想起そうきして
愛あいや情なさけが蘇よみがえって朽くちる君きみを僕ぼくは

ごめんね
拒こばんでしまった

愛深あいふかき故ゆえに行末ゆくすえも泣なかせてしまうのならば僕ぼくは消きえよう
その無情むじょうの果はてには悲かなしみも苦くるしみも無ない

罪深つみぶかき故ゆえに喜よろこびが訪おとずれないとするならば受うけ入いれるよ
それで万事解決ばんじかいけつさ

何なにもいらない
誰だれもいらない
僕ぼくはいらない