ねえあなたが優やさしいのは
もう私わたしに飽あきてるからだね
もしこの手てを離はなしたなら
どんなふうに私わたしを探さがしてくれるの?

寂さみしいと黙だまりこむ癖くせも
嘘うそのつけない横顔よこがおも
すれ違ちがい繰くり返かえす
些細ささいな喧嘩けんかも
何なにも変かわってないのに

私わたしの中なかの愛あいを見みせてくれるのはいつもあなただから
強つよく抱だきしめていて
ただありきたりの名前なまえを呼よんでいて
形かたちを変かえてく愛あいがこぼれないように

ねえ私わたしが優やさしいのは
きっと優やさしくされたいからだね
そんな弱よわい私わたしだけど
誰だれか一人守ひとりまもれる人ひとになりたい

捨すてきれない夢ゆめがあるから
思おもうように会あえないけど
いつだってすぐそばに私わたしがいること
同おなじように感かんじていて

あなたは いつも愛あいを惜おしみないほどに私わたしにくれたのに
素直すなおになれないまま
ただ見過みすごしてた幸しあわせがあったね
形かたちを変かえてく愛あいを受うけ止とめられずに

何度なんども迷まよったけど
本当ほんとうは気きづいていた
サヨナラは言いえないこと
逃にげたのはいつも私わたしの方ほうね
向むき合あえないままでごめんね

私わたしの中なかの愛あいを見みせてくれるのはあなたしかいないよ
どんな未来みらいにだって
あなたがいるなら何なにも怖こわくないよ
形かたちを変かえても愛あいは愛あいのままだよ

この手広てひろげてあなたを包つつんでもう離はなさないから
重かさねてく毎日まいにちが大切たいせつなんだと
今いまならわかるから
間違まちがいだらけの二人ふたりで歩あるいてゆこう