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わたしが貴方あなただけに染そまるのを 貴方あなたが嫌きらうから
前まえのめりで坂さかを転ころげないように 少すこし距離きょりを置おいた
本当ほんとうはその胸むねに飛とび込こんで泣なきじゃくってみたいけど
貴方あなたの好すきな私わたしは そういう可愛かわいい子こじゃないから
自由じゆうなフリをしながら 孤独こどくにのまれる夜よるに
隠かくれて涙なみだして それでも貴方あなたに愛あいされたくて
「貴方あなたが好すきな私わたし」が わたしを殺ころしてく
終おわりのない迷路めいろを貴方あなたの左手ひだりてに引ひかれ行ゆく
瞬まばたきをするその度たびに今いまの私わたしを焼やき付つけて
「貴方あなたが好すきな私わたし」を今日きょうも 上手じょうずに出来できたわたしを愛あいして
もし貴方あなたの言葉ことばひとつひとつをいつまでも忘わすれられずに
何なにも手てにつかなくなる程ほどに思おもいつめたり
気きに留とめない素振そぶりの裏側うらがわの 妬やける程ほどの狂くるおしさが
本当ほんとうのわたしだと知しったなら 貴方あなたは私わたしを捨すてるかな?
甘あまえ方かたも知しらずに 近ちかづく事ことさえ躊躇ちゅうちょさせる
貴方あなたにしがみついて わたしはどこへ行いきたいんだろう?
貴方あなたの側そばに居いる程ほどに わたしが死しんでゆく
やり場ばの無ないこの寂さびしささえ 生うまれてはいけなかった
息いきをする度たびに酷ひどい言葉ことばで私わたしをぶたないで
「貴方あなたが好すきな私わたし」をきっと 上手じょうずにやり切きるから、愛あいして
ここから抜ぬけ出だす術すべも 逃にげ方かたも 知しってる でも 踏ふみ出ださぬ私わたしが居いる
暗闇くらやみの向むこうから 貴方あなたが呼よぶ
その声こえに身震みぶるいして それでも貴方あなたに愛あいされたくて
「貴方あなたが好すきな私わたし」が わたしを殺ころしてく
終おわりのない迷路めいろを貴方あなたの左手ひだりてに引ひかれ行ゆく
瞬まばたきをするその度たびに今いまの私わたしを焼やき付つけて
「貴方あなたが好すきな私わたし」を今日きょうも 上手じょうずに出来できたわたしを愛あいして
上手じょうずにやり切きるから、愛あいして
前まえのめりで坂さかを転ころげないように 少すこし距離きょりを置おいた
本当ほんとうはその胸むねに飛とび込こんで泣なきじゃくってみたいけど
貴方あなたの好すきな私わたしは そういう可愛かわいい子こじゃないから
自由じゆうなフリをしながら 孤独こどくにのまれる夜よるに
隠かくれて涙なみだして それでも貴方あなたに愛あいされたくて
「貴方あなたが好すきな私わたし」が わたしを殺ころしてく
終おわりのない迷路めいろを貴方あなたの左手ひだりてに引ひかれ行ゆく
瞬まばたきをするその度たびに今いまの私わたしを焼やき付つけて
「貴方あなたが好すきな私わたし」を今日きょうも 上手じょうずに出来できたわたしを愛あいして
もし貴方あなたの言葉ことばひとつひとつをいつまでも忘わすれられずに
何なにも手てにつかなくなる程ほどに思おもいつめたり
気きに留とめない素振そぶりの裏側うらがわの 妬やける程ほどの狂くるおしさが
本当ほんとうのわたしだと知しったなら 貴方あなたは私わたしを捨すてるかな?
甘あまえ方かたも知しらずに 近ちかづく事ことさえ躊躇ちゅうちょさせる
貴方あなたにしがみついて わたしはどこへ行いきたいんだろう?
貴方あなたの側そばに居いる程ほどに わたしが死しんでゆく
やり場ばの無ないこの寂さびしささえ 生うまれてはいけなかった
息いきをする度たびに酷ひどい言葉ことばで私わたしをぶたないで
「貴方あなたが好すきな私わたし」をきっと 上手じょうずにやり切きるから、愛あいして
ここから抜ぬけ出だす術すべも 逃にげ方かたも 知しってる でも 踏ふみ出ださぬ私わたしが居いる
暗闇くらやみの向むこうから 貴方あなたが呼よぶ
その声こえに身震みぶるいして それでも貴方あなたに愛あいされたくて
「貴方あなたが好すきな私わたし」が わたしを殺ころしてく
終おわりのない迷路めいろを貴方あなたの左手ひだりてに引ひかれ行ゆく
瞬まばたきをするその度たびに今いまの私わたしを焼やき付つけて
「貴方あなたが好すきな私わたし」を今日きょうも 上手じょうずに出来できたわたしを愛あいして
上手じょうずにやり切きるから、愛あいして