昨日きのうよりもっと 今日きょうからずっと川かわは深ふかく見みえる
時雨絡しぐれからまって 夕暮ゆうぐれになって自由じゆうに泳およいでる

恋人こいびとはそっと囁ささやくけれど夢中むちゅうにはなれない
昔むかしからそうで人ひとは皆みなきっと過去かこの呪縛解じゅばくとけずに

Life goes on 答こたえの無ない悩なやみにまた深ふかく迷まよい込こむ
君きみと叶かなえたい夢ゆめだった 川面かわもに浮うかべて見送みおくる
～小ちいさな小舟こぶねたゆたう～

泣なくのは嫌いやって 苦手にがてだと知しって顔かおを顰しかめてる
友達ともだちは去さって 強つよがりを言いって今夜誰こんやだれを演えんじようか?

Life goes on 忘わすれかけたあの日ひの疵きずひどく痛いたむ夜よるは
心見透こころみすかした水鏡みずかがみ 時折涙ときおりなみだで濡ぬれてる

過すぎ去さりし日遠ひとおく儚はかなく
やがて未来呑みらいのみ込こまれて

Life goes on 止とめられない流ながれに今いまこの身みを委ゆだねて
誰だれも自分じぶんに嘘うそはつけない それは解わかっているのに
Must go on 幸しあわせか?と問といかける深ふかく長ながい川かわ
君きみのすべてが愛いとおしかった 川面かわもに映うつる蒼あおい影かげ
～2人ふたりは時間じかんを止とめた～