なりたいものとか ほしいものとか
忘わすれられる訳わけじゃ無ないのに
分わかった風ふうして 愛想笑あいそうわらい じゃ
勝者しょうしゃにはなれやしないんだ

いつかは
きっと出会であうだろう
張はり裂さけそうな痛いたみと
眩まぶしい朝あさに

リアルに今いま 駆かけ抜ぬけろ
嘘うそっぱちの甘あまい世界せかいに
さよならを

全身全霊ぜんしんぜんれいの
闘争本能とうそうほんのう 見みせつけろ
生うまれた希望きぼう
もう止とまらないから

季節きせつが過すぎてまた巡めぐって
懐なつかしい匂におい 上のぼり坂ざか
振ふり返かえるのは後あとにしようか
弱虫よわむしが ぶり返かえすから

あの日ひの悔くやし涙なみだが
今いまも胸むねを燃もやす

眩まぶしい程ほどに

リアルに今いま 駆かけ抜ぬけろ
言いいなりの指定席していせきに
さよならを

満身創痍まんしんそういで高たかい壁かべに
食くらいつけ
生うまれた希望きぼう
もう止とまらないから

曖昧あいまいな感情かんじょうで取とり繕つくろった
作つくり物ものの夜よるが明あけたら
ぎこちないその足あしで
踏ふみ出だせ 眩まぶしい朝あさに

リアルに今いま 駆かけ抜ぬけろ
嘘うそっぱちの甘あまい世界せかいに
さよならを

正真正銘しょうしんしょうめいの
闘争本能とうそうほんのう 見みせつけろ

プロローグは今いま

生うまれた希望きぼう
もう止とまらないから