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だれにもられず ふるえたごえ
暗闇くらやみ まどそとはえらくしず
ちいさな部屋へやちいさなスペース
はしっこが いつもの場所ばしょ

理由りゆうらずに ひびいた歌声うたごえ
だれかがうたう ヘッドホンからのこえ
ちいさな部屋へやはしっこでまれた
きみおおきなゆめ

だれかがつステージで
だれかがきみうたうよ
「いろんななみだながせるこころがあるんだろ?
かなしみのためだけじゃなく」

きみこえがするから
どんな暗闇くらやみだってこわくないよ
ひびいてよ
こだました ぼくらのこえこえる

きみうたうなら
ほらいつもわらうよ

だれにもられず 臆病おくびょうになったのは
ってる いつのにかそだったゆめ
きずつくのがいや きずつけられることも
本当ほんとう大切たいせつだったから

きみつステージで
きみだれかにうたうよ
きずつくことのできるこころがあるんだろ?
きずつけるだけのこころならいらない」

きみこえがするから
どんな暗闇くらやみだってこわくないよ
ひびいてよ
こだました ぼくらのこえとどけよう

ここでうたうから
ほらいつだってわらってよ

どんなにはなれても
ぼくらは一緒いっしょうたえるよ
時間じかん距離きょりえたそのあいだ
こだまする

きみこえがするから
どんな暗闇くらやみだってこわくないよ
ひびいてよ
こだました ぼくらのこえとどけよう

ぼくうたってる
ほらだれかの笑顔えがお

きみうたってる
ほらいつだってわらえる