文字サイズ
よみがな
みちびかれたような出会であった瞬間しゅんかん
イタズラに運命うんめいさええてしまいたい
友達ともだちのままでわれそうにないなつ

あつさがせみ窓際まどぎわらない風鈴ふうりん
そんな季節きせつきみ出会であった
期待外きたいはずれな場所ばしょへとかぜおく扇風機せんぷうき
いたいんだよ… 今君いまきみ

にっちもさっちもいかなくてきみ電話でんわをかけたけど
最後さいご一歩踏いっぽふめないまま

みちびかれたような出会であった瞬間しゅんかん
イタズラに運命うんめいさええてしまいたい
友達ともだちのままでわらせたくないなつ

画用紙がようしみたいなあおそらえがいたようなくも
そのちょっとしたきみ
すこおくれていたきみあつそうにかおをしかめて
たせたね」とすぐにわら

にっちもさっちもいかないのは二人ふたり会話かいわ
わかってる きだとわなきゃすすめないのは

なつうみがる花火はなび すべてをくつがえすように
不意ふいこえてきた「き」 きみくちから
二人ふたり世界せかい今交いままじわりあった

みちびかれたように出会であれた瞬間しゅんかん
イタズラにわらいあって 二人ふたり世界重せかいかさなった
友達ともだちのままでわれそうにないなつ