歪ゆがんだ真実しんじつ、
純粋じゅんすいな嘘うそ、
無数むすうに転ころがる
時代じだいの迷路めいろで

キレイな言葉ことばや、
グレイな数字すうじに、
疑問ぎもんを抱いだいて
足あしを止とめる

逃にげない勇気ゆうきは、無力むりょくを味あじわい
夢ゆめみる希望きぼうは、ヒカリをなくし
矛盾むじゅんした過去かこは、脆もろくも崩くずれて
打うつ手ても尽つき果はて、立たちつくした

ぼくらの明日あしたに
残のこされた答こたえは、
それでもいまを
生いき抜ぬくことだけで、
現実げんじつという、
託たくされた舞台ぶたいが
そこにあるなら、
未来みらいを築きずけ

真しんの天使てんしか?
堕おちた天使てんしか?
仮面かめんの向むこうは
わかりゃしないけど

傷きずつけるより
傷きずつく方ほうが
ましと言いえたら、
それが強つよさ

壊こわれた世界せかいは、また創つくればいい
見みえない未来みらいは、心こころに描えがいて
失うしなうつらさを、悔くやしさを発条ばねに
生うみ出だす力ちからに換かえればいい

ぼくらはきっと、
そのために生うまれた
一人ひとりきりでは
なにもできないこと、
伝つたえるために、
次つぎに繋つなぐために、
信しんじることで
未来みらいを拓ひらけ

明日行あしたいきの特急跨とっきゅうまたがりな
ただ繰くり返かえす日々ひびとの闘たたかいだ
現実げんじつを引ひき裂さく爪つめなら研といだ
虚構きょこうに突つき刺さす磨みがいた牙きば
傷きずの数かずは勲章くんしょうさ、I know
背中見せなかみせたその時ときが敗北はいぼく
痛いたみを知しった過去かこが相棒あいぼう
その生いき様ざまに輝かがやくタイトル

手てに入いれたものは、当あたり前まえになり
なくして初はじめて、しあわせを知しる
おなじ過あやまちを、重かさねないように
痛いたみの記憶きおくを、刻きざみつけて

自分自身じぶんじしんが
望のぞんだわけじゃない
運命うんめいなんて誰だれにも選えらべない
でも迷まよわない
ぼくらの羅針盤コンパスが
確たしかに示しめす、
未来みらいへ…

ぼくらの明日あしたに
残のこされた答こたえは、
それでもいまを
生いき抜ぬくことだけで、
現実げんじつという、
託たくされた舞台ぶたいが
そこにあるなら、
未来みらいを築きずけ