壊こわれたシグナル
街まちは渋滞中じゅうたいちゅう
その場ばに「止とまれ!」と
誰だれかが叫さけぶ

僕ぼくらはいつから
どこへ向むかってる?
流ながれに従したがっているだけ

イライラとしていたって
時間じかんはあり余あまってる
目的もくてきが見みつかってないのに
手段しゅだんを語かたっても価値かちがない

愛あいならここにある
立たち止どまったその瞬間しゅんかんに
隣となりに君きみが確たしかにいること
思おもい出だしたんだ
そして
どうしてそんな簡単かんたんなこと
気きづかなかったのか?
立たってるこの地ちこそ探さがしてた場所ばしょ
幸しあわせな世界せかい

疲つかれた誰だれかが
石いしを投なげたんだ
「進すすめ!」の青あおに向むかって…

歩あるくのを止やめてみたら
時計とけいはいらなくなった
果はてしない人生じんせいの道みちを
急いそいでいるだけじゃ意味いみがない

愛あいならここにある
見みつめ合あって語かたり合あって
何度なんども君きみを抱だきしめて
ようやく思おもい出だしたんだ
いつか
僕ぼくらが歩あるき始はじめたのは無意識むいしき
楽園らくえんの道みち
今いまいるここじゃなくもっと遠とおい場所ばしょ
欲望よくぼうの先さきへ

愛あいならここにある
立たち止どまったその瞬間しゅんかんに
隣となりに君きみが確たしかにいること
思おもい出だしたんだ
そして
どうしてそんな簡単かんたんなこと
気きづかなかったのか?
立たってるこの地ちこそ探さがしてた場所ばしょ
幸しあわせな世界せかい