カクテルに浮うかぶ冴さえない顔かおは誰だれ?
明日あしたへと立たち上あがるが足取あしどり重おもい
交差点こうさてんに群むれる若者わかもののエネルギーを
羨うらやんだ俺おれはどこへ行ゆくのだろう?

迸ほとばしるほどの青春せいしゅんの残骸ざんがいを探さがせど
見みつけられない 俺おれだけど 歯はを食くいしばり生いきている

男おとこって愚おろかにもちっぽけなプライドを
捨すてられず雁字搦がんじがらめ そんな俺おれを見みつめるあなた
哀あわれみはいらないよ やるせのない風かぜが吹ふく
這はってでも転ころんでも出口でぐちを見みつけよう
I need you I want you
あなたに出会であえたからそう言いえる

オレンジのタワーのライト消きえた瞬間とき
二人ふたりきりすべてを忘わすれ確たしかめ合あった
潤うるんでる瞳ひとみ それが答こたえだったの?
こんな俺おれを必要ひつようとしてくれている

始はじまりは名前なまえも知しらぬ赤あかの他人たにんだった
それが今いま 運命さだめなのか 魂たましいで呼よび合あっている

男おとこなら何度なんどでも惚ほれれた女ひと 守まもり抜ぬく
身みを呈ていし雨風あめかぜも躙にじり寄よった時代ときの炎ほのおも
あれほどに愛いとしかった 我わが身みすら惜おしくない
人知ひとしれぬ獣けものでも変かわらぬ生いき様ざま

男おとこって懲こりもせず ちっぽけなプライドで
打うって出でる負まけ戦いくさ だけど胸むねは熱あつくなるんだ
曖昧あいまいでボヤけてる景色けしきなど見みたくない
敗やぶれても笑わらってよう あなたがいるなら

I need you I want you
俺おれにはあなたこそが全すべてさ
I love you I love you
もっともっとあなたを愛あいしていたい