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あなたのこと 木枯こがらしがくと
こころふるえておもします
二人ふたりいつも あるいた
ながいあのさか

「いつまでも はなさないでね」と
せがんだわたしやさしくいてくれたひと

あなたへ
とおくにってしまっても
あのくれた言葉信ことばしんじてるの
おもつづけて ついてゆくわ

あなたのこと 粉雪こなゆきると
昨日きのうのようにおもします
ちいさな部屋へや とも火見ひみつめて
くもるガラスに 夢描ゆめえがいた

永遠えいえん一緒いっしょだよね?」と
不安ふあんわたし笑顔えがおつつんでくれたひと

あなたへ
一緒いっしょわらっていたいの
とも光見ひかりみたい 明日あしたからも
あいわらず ついてゆくわ

あーあの頃若ころわかかった
東京とうきょうかう汽車きしゃ 希望きぼうだけせて

あなたへ
とおくにってしまっても
あのくれた言葉信ことばしんじてるの
おもつづけて ついてゆくわ