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あかあかくつよごしながらあるいていた とおく ワルツのもりへとつづみち
ただ うつくしい言葉ことばとおざけて わるひとにもいいひとにもなれず

あれは偽善ぎぜんだとか これは綺麗事きれいごとだとか
まよいのこえ皮肉ひにくやみをくぐりけたいま

むねなかまれたあいのこさずに使つかってしまおう
このたすけられなくたって きしめなくていいいのちなどない
ひとつとしてない この世界せかい

あかあかくつててあるいていた 自分じぶんっていうふくてられずに
でも このみちほかだれかのあしあるいてくれるわけじゃないんだから

自分じぶんらしくきてゆくと つよめたからには
ひとひとらしくきる姿すがた微笑ほほえんでめたい

だれ陰口かげぐちったって 自分じぶん未来みらいらせない
あらそうためではなく たたかうために ぼくたちのそらつづときすす
むねなかまれたあいのこさずに使つかってしまおう
かちえない昨日きのうはあれど あいされなくていいいのちなどない
ひとつとしてない この世界せかい