脳天のうてんがしびれるくらいまぶしいポップソング歌うたうのさ
心こころが踊おどる理由りゆうなんて俺おれにはわからない

そう簡単かんたんに揺ゆるがない思おもいがちょっとでもあるなら
そこらのギター掻かき鳴ならして歌うたえばいいじゃない

派手はですぎる生活せいかつは俺おれを変かえちまったって
画面がめんの向むこう側がわで足組あしくんで笑わらうロックスター
俺おれもいつかああやって そりゃないなってつぶやいて
うるさい換気扇かんきせんの下したタバコに火ひをつけた

ひっきりなしに飛とび交かう スポットライトを浴あびるのさ
勘違かんちがいだって場違ばちがいだって 言いわれてもいいじゃない

昔むかしは良よかったって 君きみは感傷的かんしょうてきになって
心こころの片隅かたすみにすら届とどかないけど

君きみがそう言いうなら 多分たぶんそうなんだろうねって
まだ見みたことない世界せかいに足踏あしふみ入いれた

脳天のうてんがしびれるくらいまぶしいポップソング歌うたうのさ
心こころが踊おどる理由りゆうなんて俺おれにはわからない

そう簡単かんたんに揺ゆるがない思おもいがちょっとでもあるなら
そこらのギター掻かき鳴ならして歌うたえばいいじゃない

何なんてことでしょうって とても残念ざんねんですねって
画面がめんの向むこう側がわで渋しぶい顔かおのインタビュアー

あいつは変かわっちまったって 声こえがすりゃ掻かき消けして
何本目なんぼんめか知しらないタバコの火ひも消けして

俺おれもいつかああやって そりゃないなってつぶやいて
夕立ゆうだちが騒さわぐ 窓まどの外眺そとながめて

降ふりしきる雨あめに 心こころを閉とざす時とき
誰だれも見みたこと無ない景色けしき 見みえるはずさ