目めをそらした深ふかい悲かなしみの空そらに
二ふたつ数かぞえ唄うた 月夜つきよの交響曲シンフォニー 奏かなでる頃ころ

そうやって強つよがって 逆さからって生いきてるんだろう
気付きづけば傷きずついてく
目めをつむる先さきに何なにが見みえる
僕ぼくはここにいるよ

君きみよ遙はるか遠とおい夢ゆめから醒さめないで
月つきの夜よに落おとした涙一なみだひとつだけ握にぎりしめて

束つかの間まの進歩しんぽに疲つかれてヒザを折おる様ように
目めを細ほそめて浮うかんだ未来指折みらいゆびおり数かぞえ

もうちょっと やさしくって せつなくって 不確ふたしかでいい
キレイに写うつんなくていい
精一杯せいいっぱいここにいる事こと 叫さけんでるから
君きみと出逢であえたんだ

人ひとはなぜに人ひとを求もとめるんだろうか
温ぬくもりを探さがしてはやがて別わかれゆくのに

君きみよ遙はるか遠とおい夢ゆめから醒さめないで
月つきの夜よに落おとした涙一なみだひとつだけ握にぎりしめて