君きみの嘘うそを知しっていた
透すき通とおってるその瞳ひとみは隠かくせなかった

ごめんねなんて急きゅうに
俯うつむいて言いわないで
前髪まえがみに隠かくれた涙なみだの気配けはい
僕ぼくが気きづいたことで悲かなしませたくなかった
知しらないふりをして
愛あいし続つづけた

あの日ひ
運命うんめいすれ違ちがって
負荷ふかがかかった
愛あいの歯車軋はぐるまきしんだのは
すべて幻まぼろしに見みえたから

君きみの嘘うそを知しっていた
雨あめの音おとが大おおきく聞きこえた真夜中まよなかに
君きみの嘘うそを知しっていた
透すき通とおってるその瞳ひとみは隠かくせなかった

これからどうしようか
正解せいかいがわからない
裏切うらぎられたなんて思おもっていない
信しんじていたことを後悔こうかいしてはいないし
これでサヨナラなら
切せつなすぎる

あの日ひ
誰だれかと何なにしてても
僕ぼくは責せめないよ
愛あいはどこまで許ゆるせるかさ
愛あいしてることを確たしかめた

君きみは何なにも悪わるくない
腕うでに抱だいて慰なぐさめるとまた泣ないた
君きみは何なにも悪わるくない
傷きずついたのは僕ぼくじゃなくて君きみの方ほうさ

君きみの嘘うそを知しっていた
雨あめの音おとが大おおきく聞きこえた真夜中まよなかに
君きみの嘘うそを知しっていた
透すき通とおってるその瞳ひとみは隠かくせなかった