街角まちかどですれ違ちがった
見覚みおぼえあるノースリーブに
読よみかけのアーウィンショー
開あけたような気きがしたんだ

今いまさら僕ぼくにできることは
過去かこのページ めくることか
交差点こうさてんを渡わたる君きみは
思おもい出でよりも美うつくしい

君きみと踊おどろう
最初さいしょのステップ
出逢であった日ひから
ずっと思おもってた
君きみと踊おどろう
最初さいしょのステップ
愛いとしい女ひと
そっと包つつむように
この腕うでの中なかに抱だきしめて
木漏こもれ日びに揺ゆれながら
風かぜのメロディー

「どうしてた?」聞ききたかったけど
もう早足はやあしで行いってしまった
愛あいはいつも気きづいた時ときに
背中せなかばかり見みせるものだね

今いまなら僕ぼくもできるだろう
何なにも言いわず 見送みおくること
君きみは一瞬いっしゅん 振ふり返かえって
こっちの方ほうに微笑ほほえんだ

夢ゆめで踊おどろう
瞼まぶたを閉とじて
現実げんじつよりも
永遠えいえんになるよ
夢ゆめで踊おどろう
瞼まぶたを閉とじて
大事だいじな女ひと
ずっと見守みまもろうか
僕ぼくのこの胸むねに独ひとり占じめ
変かわらない風かぜが吹ふく
遠とおいメモリーズ

いつかの幻まぼろしに
心こころが騒さわいでる
だから この場所ばしょから
僕ぼくはダンスを誘さそおう

君きみと踊おどろう
最初さいしょのステップ
出逢であった日ひから
ずっと思おもってた
君きみと踊おどろう
最初さいしょのステップ
愛いとしい女ひと
そっと包つつむように
この腕うでの中なかに抱だきしめて
木漏こもれ日びに揺ゆれながら
風かぜのメロディー