教室きょうしつのざわめきの中なか
耳みみを塞ふさいだ赤あかいイヤフォン
納得なっとくなんて そんなこと出来できなくて…
うなずいたけれど まだくちびるを噛かんでいる

わかってるよ
なんて言いって逃にげてる
期待きたいしないで欲ほしい
悪わるいけど

カーテンが行いく場所ばしょを探さがすみたいに
揺ゆれている
まるでアタシも同おなじだわ

窓まどから見下みおろす青春せいしゅんなんて
ホントはちっぽけな事ことばかり

アタシを信しんじて もどかしい想おもいのすべてを
伝つたえたい それだけなのに
誰だれも聞きいてくれないし
SixteenAge 抑おさえきれないの
だからこうして
歌うたわせて

正ただしいこと
それが正義せいぎだなんて
簡単かんたんに決きめて
悲かなしむ人ひとは救すくえない

ため息いきこぼれる夕暮ゆうぐれだって
自分じぶんの言いい訳わけにもならない

アタシを信しんじて もどかしい想おもいのすべてを
伝つたえたい それだけなのに
聞きき慣なれた嘘うそならやめてよ
SixteenAge 想おもうより大人おとなよ
あと少すこしだけ
歌うたわせて

グラウンドに
消きえてゆく
今日きょうの出来事できごとが
いつか必かならず懐なつかしくなるけど

答こたえを急いそいで もどかしい想おもいのすべてを
曖昧あいまいに無なくせないだから
誰だれもきいてくれなくたって
SixteenAge 想おもいは消きえない
今いまはこうして
歌うたわせて
ah ah