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あさのホームを人混ひとごみにまぎれて
れたフォームでながされてゆく
そんなふうにさ またすこまっては
モノクロの一部いちぶわった

まちゆくひとそれぞれに宿やどした
理由りゆうなんてるすべもなくて
だけどぼくらはきっとおなじなんだろう
いつしか もうまれない

あらしのような日々ひびいそがしさにきし
こころをあやすように

すこしでもとおくへ とおくへ
かいかぜうつむきながら
それでもとおくへ とおくへ
ぼくひかりさがしてる

から才能さいのう
しのプライドをきずつけた
ぎのゆめ
臆病おくびょうにかざしてみるたびに
りもせずまたバラバラになって

ビルしにそらとおかげとす
じきあめるだろう

ぼくはただとおくへ とおくへ
ひびこえれたくて
ほそからだあめらし
あるつづけている

あらしこうにてがあるならおしえてよ
渦巻うずま雲間くもまひかりいのぼくらは ひと

とおくへ いたあしきずりながら
とおくへ てなんてなくても

とおくへ とおくへ
かいかぜうつむきながら
それでもとおくへ とおくへ
ぼくひかりさがしてる

あらしこうにてはなくてもわらない
くもれるまでひかりいのぼくらはこう