朝あさを待まったって迎むかえはなくて
味気無あじけないな つまらないな
また繰くり返かえしだ
何不自由なにふじゆうない 僕ぼくの青春せいしゅんは
こう見みえて実じつは全然ぜんぜん、自由じゆうなんかじゃない

一人ひとりの夜よる 魔法まほうの言葉ことば
窓まどの外そとから聴きこえてくる

夜よるのマーチが鳴なる
夜よるの街まちから
僕ぼくを呼よんでいる
夜よるのマーチが鳴なる

愛歌あいうたったって、願ねがい込こめたって
誰だれも聴きいてくれないから夜空よぞらに唄うたうの
空泳そらおよぐ声こえが 孤独こどくに押おし潰つぶされそうな誰だれかを救すくう
なんてね、言いってみただけ

一人ひとりの夜よる、魔法まほうのリズム
真夜中まよなかに迎むかえにくる

夜よるのマーチが鳴なる
夜よるの街まちから
君きみの声こえがする、僕ぼくを呼よんでいる
マーチが鳴なる

夜よるのマーチが鳴なる