幼おさなき心こころに刻きざまれたの
はかなくそっと やさしい唄うた

口くちずさんではまた空そら見み上あげて
青あおさ眩まぶしき夢ゆめの欠片かけら

あの夏なつの影かげを 探さがし続つづけたまま
ここにいるよ

かげろうを 追おいし日々ひびよ
泣なき、笑わらって ゆらりゆらら…
あの頃ころと変かわらずに歌うたえるかな
この世せ界かいに生うまれた 希き望ぼうの歌うたを

「愛あいすべき者ものはまず自じ分ぶん」と
臆おく病びょう者ものがつぶやいてる

だから信しんじるコト 夢ゆめ見みるコト
愛あいするコト あきらめないコト 未み来らいを…

かげろうを 追おいし日々ひびよ
泣なき、笑わらって ゆらりゆらら…

かげろうは いまだ遠とおく
されど消きえず 道みちは続つづく
あの頃ころと変かわらずに歌うたえるだろう
この世せ界かいに生うまれた 希き望ぼうの歌うたを