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わすれないようにぼくわらうけど それだけじゃりないから
小指こゆび小指こゆびちかってはいつもの歌歌うたうたうんだ

だけどそのだびむねいたむのをぼくすこ気付きづいてた
かおないようにまたわらうけど 気付きづかれてはいないかな

うたわったそのとき
未来みらいのデジャブかお

『あの時君とききみのその小指こゆびぼくになんてちかったんだい?』
『あの時僕ときぼくのこの小指こゆびきみになんてちかったんだい?』

約束交やくそくかわすたびにかってた きみすことおくなる
この距離きょりまたちぢめたくなっては約束やくそくげてく

そうやって 約束やくそくして またやぶって うたがって
とおくなって かえして そんな約束やくそくなんて

二人ふたりのうちどちらかをうそつきにするための
ものならばそんなものはいらないよ

きっと大丈夫だいじょうぶ 二人ふたりなら
未来みらいのデジャブいないいないばぁ

あの時僕ときぼくのこの小指こゆびきみをなんでうたがったんだい?
あの時僕ときぼくのこの小指こゆびきみになんでビビったんだい?
あの時君とききみのその小指こゆびぼくになんてちかったんだい?
そんなことはもういたくない きみにだってわせやしない

小指こゆび指切ゆびきりのためじゃない ちかいはわしうもんじゃない

たがいのむねうちにそっと