虹にじの始はじまる場所ばしょを探さがしたんだよ
余あまった光ひかりをもらいに行いったよ

光ひかってないとね 誰だれも僕ぼくを見みないんだよ
分わかったフリでもいいから

あの火ひの鳥とりを僕ぼくは探さがしたんだよ
余あまった羽はねをもらいに行いったよ

でもね 僕ぼくにはどれも大おおきすぎて
求もとめる理由いみは小ちいさすぎて

光ひかって消きえるただそれだけと知しりながら 光ひかる僕ぼくはきれいでしょう?
濁にごって見みえた明日あしたが晴はれるその理由わけは もう誰だれにも聞きかないから

いいよ 僕ぼくには名前なまえはないけど
僕ばくが消きえるときはちゃんと泣ないてよ

そのとき 一番眩いちばんまぶしかった星ほしに
僕ぼくの名前なまえつけてほしいな

嬉うれしいこと 悲かなしいことはいつも半分はんぶんコずつなの
だからそう 最期さいごはゼロになれるの

光ひかって消きえるただそれだけ信しんじながら 歌うたう僕ぼくはここにいるよ
作つくってみせるその笑顔えがおも愛いとしいから もう昨日きのうを探さがさないでよ

光ひかって消きえるただそれだけと知しりながら 光ひかる僕ぼくはきれいでしょう?

だからね 痛いたむ胸むねに光ひかる種たねを乗のせて 幸しあわせだねって言いえるまで
光ひかってたいの

奪うばって逃にげるただそれだけの命いのちなら