- 文字サイズ
- よみがな
僕ぼくは目めをそらされるのが嫌いやで 自分じぶんから目めをそらす男おとこの子こです
ありったけの勇気ゆうきで君きみの小ちいさな手てを握にぎりしめた
君きみは手てを離はなされるのがこわくて 自分じぶんから手てをほどく女おんなの子こです
ありったけの勇気ゆうきで僕ぼくの手てを握にぎり返かえしてくれた
上手じょうずに伝つたえられないまま 言葉ことばと言葉ことばがすれ違ちがう
はぐれた手てと手てはお互たがいに「さよなら」という言葉ことばを 選えらんでしまった
「いつもいっしょ」と二人ふたりで唱となえた 風吹かぜふく丘おかは 僕ぼくらにとって
儚はかなく途切とぎれる夢ゆめのように 記憶きおくの中なかで薄うすれてゆく景色けしきになった
あのサヨナラから時ときは経たち 僕ぼくもなんとなくだけど大人おとなになった
愛あいなんてまだわからないけど 自由じゆうと責任せきにんを知しった
忙いそがしい毎日まいにちの中なかで 自分じぶんを忘わすれてしまう時ときは
あの丘おかから空そらを見上みあげる 少すこしだけ切せつない気持きもちを胸むねに抱だきしめて
僕ぼくは思おもい出だす あの日ひあの時ときに 手てを離はなしたのは 僕ぼくの方ほうだった
後悔こうかいをしても仕方しかたないと 帰かえろうとした その時とき 君きみが現あらわれた
幻まぼろしじゃない 君きみが目めの前まえにいる あの頃ころと変かわらない笑顔えがおで…
ずっとずっと、逢あいたかった
何なにも言いわずに 君きみは微笑ほほえんで その小ちいさな手てで 僕ぼくの手てを握にぎり
すれ違ちがい別わかれた二人ふたりにだけわかる涙なみだを 一粒ひとつぶだけこぼした
甘あまい言葉ことばも 深ふかいくちづけも 今いまはなくていい
ただ目めを閉とじて「いつもいっしょ」と唱となえるだけで しあわせ色いろの風かぜが二人ふたりを包つつむのです
ありったけの勇気ゆうきで君きみの小ちいさな手てを握にぎりしめた
君きみは手てを離はなされるのがこわくて 自分じぶんから手てをほどく女おんなの子こです
ありったけの勇気ゆうきで僕ぼくの手てを握にぎり返かえしてくれた
上手じょうずに伝つたえられないまま 言葉ことばと言葉ことばがすれ違ちがう
はぐれた手てと手てはお互たがいに「さよなら」という言葉ことばを 選えらんでしまった
「いつもいっしょ」と二人ふたりで唱となえた 風吹かぜふく丘おかは 僕ぼくらにとって
儚はかなく途切とぎれる夢ゆめのように 記憶きおくの中なかで薄うすれてゆく景色けしきになった
あのサヨナラから時ときは経たち 僕ぼくもなんとなくだけど大人おとなになった
愛あいなんてまだわからないけど 自由じゆうと責任せきにんを知しった
忙いそがしい毎日まいにちの中なかで 自分じぶんを忘わすれてしまう時ときは
あの丘おかから空そらを見上みあげる 少すこしだけ切せつない気持きもちを胸むねに抱だきしめて
僕ぼくは思おもい出だす あの日ひあの時ときに 手てを離はなしたのは 僕ぼくの方ほうだった
後悔こうかいをしても仕方しかたないと 帰かえろうとした その時とき 君きみが現あらわれた
幻まぼろしじゃない 君きみが目めの前まえにいる あの頃ころと変かわらない笑顔えがおで…
ずっとずっと、逢あいたかった
何なにも言いわずに 君きみは微笑ほほえんで その小ちいさな手てで 僕ぼくの手てを握にぎり
すれ違ちがい別わかれた二人ふたりにだけわかる涙なみだを 一粒ひとつぶだけこぼした
甘あまい言葉ことばも 深ふかいくちづけも 今いまはなくていい
ただ目めを閉とじて「いつもいっしょ」と唱となえるだけで しあわせ色いろの風かぜが二人ふたりを包つつむのです