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まる見開みひらいたけっしてしずまない太陽たいよう ぼくさき想像そうぞうしてみる
とおのくあめうれいをもうかおなつにおいに たくしてぼくなつつつまれてく

あさもやをけてみちとおはるつづくそれはうみようなにもかもを
もくらむほど太陽たいようぼくらを容赦ようしゃなくらしつづけ やがて褐色かっしょくはだになる

れるゆびほどくのはまだはやいみたい ぎこちなさののこ会話かいわをしたりして
ふいに気付きづ夕日ゆうひきみなにおもなみのざわめき かぜのささやき
火照ほてったほほ

まる見開みひらいたけっしてしずまない太陽たいよう ぼくさき想像そうぞうしてみる
とおのくあめうれいをもうかおなつにおいに たくしてぼくなつつつまれてく

ながびるそのかげしずかにキスして やがて次第しだいおとずれるだろう満天まんてん星空ほしぞら
夕凪ゆうなぎときとしてむね鼓動こどうかすかな呼吸こきゅうでさえ このみみとどかせる

簡単かんたん言葉ことばにだって躊躇ためらいながらのこえ 確信かくしんせま言葉ことばとはれないし
もどかしさにだまってぼくなにおもぎたあのなつ これからのなつ
二人ふたりらす月明つきあかり

いったいぼくらの未来みらいはどんくらいのスパンでもって からんでんだ?なんて 想像そうぞうしてみる
このなつまれるこい永遠えいえん時間じかんとなって 二人ふたりうちいろえれたらいい

すこつめたいみずをすくいました
なみだあじ気付きづぼくよみがえ記憶きおくにだってなん抵抗ていこういだかない
季節きせつまわ季節きせつまわおなすなうえ

かるながしちゃったこえもいつだっていていたいよ 素直すなおおもいが脳裏のうりをよぎる
ありふれるこい原形げんけい形変かたちかえてくように 二人ふたりこいなつつつまれてく

ちいさなこいよ いつしかはなになれ