水平線すいへいせんがおひさまとキスしながら
一日いちにちの始はじまりを讃たたえる
僕ぼくは大おおきく背伸せのびをしながら
あくびなんかしてそれに答こたえる

耳みみを澄すましたら ほら聞きこえてきそうだよ
ジワジワって地球ちきゅうが回まわる音おと
まるでイントロみたいに

Wakeウェイク meミー upアップ! 今日きょうこそ
吐はき気けをもよおしそうな 鏡かがみの中なかの湿しめっぽい顔かおした自分じぶんに手てを振ふるよ
凹へこんではひねくれていた 昨日きのうも連つれて行いこう
この目めの前まえにある恐おそろしくて それでいて優やさしい海原うなばらを
僕ぼくは泳およいでく

表彰台ひょうしょうだいに登のった記憶きおくなんかない
それで何不自由なにふじゆうなく暮くらしてきた
ひょっとしたら「あきらめろ」って僕ぼくは
僕自身ぼくじしんを説得せっとくしてきたのかも

自分じぶんらしくある事こと そこに甘あまえずに生いきていたい
でもそのための一歩いっぽが踏ふみ出だせずにいるんだ

Wakeウェイク meミー upアップ! 祈いのるように ありきたりの日々ひびを
自分自身じぶんじしんにかけた催眠術さいみんじゅつを解といて 目めを開ひらこう
「心こころの闇やみ」だなんだって 時代じだいの所為せいにしてきたろう?
この街中まちなかにある 満みち足たりていて でも空虚くうきょな砂漠さばくを
君きみと歩あるいてく

明日あしたになる前まえに 今日きょうが終おわる前まえに
見出みいだせるかな 産うまれては消きえる命いのちの意味いみを

Wakeウェイク meミー upアップ! 行いこうよ
吐はき気けをもよおしそうな 鏡かがみの中なかの湿しめっぽい顔かおした人ひとよ またいつか会あおう
凹へこんではひねくれていた 昨日きのうも連つれて行いこう
この目めの前まえにある恐おそろしくて それでいて優やさしい海原うなばらを
僕ぼくは泳およいでく
君きみと泳およいでく

革命かくめいは起おきない
ありきたりの日々ひびを
祈いのるように生いきよう
Wakeウェイク meミー upアップ
Wakeウェイク meミー upアップ