やわらかい風かぜが吹ふいたら ふと目めを瞑つむって
元気げんきで過すごしてるかな?
そんなことを思おもうんだ

君きみの自転車じてんしゃの後うしろをジョギングして
かけてく遊歩道ゆうほどう それで嬉うれしかった

何気なにげなく笑わらい合あえたな 会話かいわなんてなくたって
忙いそがしく過すごしてるかな?
風邪かぜなんかひいていないかな?

君きみが抱いだいてた悲かなしみ 寂さみしさ もどかしさ
何なににもしてやれなかったなぁ それが悔くやしかった

もっと大おおきな器うつわで もっと優やさしくて
そういう僕ぼくなら君きみを救すくえたろうな

世知辛せちがらい時代じだいだとアナウンスされてるけど
君きみと過すごした時間じかんがあるから 僕ぼくは恵めぐまれてるって言いえる

始はじまりも終おわりも どこかあやふやで
頭あたまの切きり替かえが 上手うまくいかないまんま

何気なにげなく笑わらい合あえたな 今いまもそうならいいな
忙いそがしく過すごしてるかな?
誰だれかと出会であっているかな?

やわらかい風かぜが吹ふいたら
また目めを瞑つむって
元気げんきで過すごしてるかな?
そんなことを思おもうんだ
やわらかい風かぜが吹ふいたら…
やわらかい風かぜが吹ふいたら…