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夕立ゆうだちのほかなに理由りゆうにしろとうのか
なにいたげなかおをして ごまかしてはわすれてく
かた程確ほどたしかな そんな時代じだいでもなかった
ただふさいでばかりでも ふか闇夜やみよにさよならはえない

想像そうぞうしてもらず 前進ぜんしんしてもいつけもせず
なにかがきみしてゆく だれかがきみわらばした
ひとゴミのなかすりけてゆく 通行人つうこうにんのふりをしながら
だれかがだれかを傷付きずつけてゆく 通行人つうこうにんのふりをしながら

きりがない途切とぎれたはなし 季節きせつはずれのあめなか
無意識むいしきかえしてゆく ときはずっとくらがりをおよいでいる

たったちっぽけな自分じぶんため おおきいほうのカバンをえら
ぼくなにてられるのだろう?なにからぼくてられるだろう?
中学生ちゅうがくせいころおぼえた ひと本気ほんきにくむということ
それなりにとしかさねてたが いまだにこころなか根付ねづ

ひとゴミのなかすりけてゆく 通行人つうこうにんのふりをしながら
だれかがだれかを傷付きずつけてゆく 通行人つうこうにんのふりをしながら

夕立ゆうだちのほかなに理由りゆうにしろとうのか
なにいたげなかおをして ごまかしてはわすれてく