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綺麗きれいゆびしてたんだね らなかったよ
となりにいつも いたなんて しんじられないのさ
こんなに素敵すてきなレディがおれ っててくれたのに
“どんななやみでも けて” そうってくれたのに

ときがいつか 二人ふたりをまた
はじめてった あののようにみちびくのなら
二人ふたりしてきることの 意味いみをあきらめずに
かたうこと つとめることを ちかうつもりさ

わたしにはスタートだったの あなたにはゴールでも”
涙浮なみだうかべたきみひとみ
なにえなくて ただ“メリークリスマス…”

もう二度にどわないほうが いいとわれた
やっとわかったことがあるんだ づくのがおそいけど
世界中せかいじゅうなやみ ひとりで背負せおってたあのころ
おれ背中せなかはなきみおれよりつらかったのさ

ときがいつか 二人ふたりをまた
はじめてった あののようにみちびくのなら
みずのように 空気くうきのように 意味いみわすれずに
あたりまえの あいなどないと こころきざもう

まどをこすって ゆきつめるきみかたはもうけない
サンタクロースに なれなかったね
背中せなかにそっと “さよなら…”