理由りゆうもなく考かんがえてみた
自分じぶんなりに話はなしかけてみた
本当ほんとうの答こたえを出だせるような気きがしていた
街まちを走はしって人ひとの波なみに埋うもれながらふっと立たち止どまって
思おもったことは唯一ただひとつ自分じぶんの存在そんざいって何なんなの?
押おし寄よせる不安ふあんに負まけそうな自分じぶんが
せつなくて悲かなしくてどうしようもないけど
あなたのやまない笑顔えがおがこんな私わたしを救すくって
このままでいいんだって
導みちびいてくれるような気きがして

今いますぐ会あいたいのに思おもっても口くちに出だせない
そんな自分じぶんにもそろそろ飽あきてきた
取とり返かえしのつかない事ことに何度なんどもめげたりしたけれど
思おもったことはただ一ひとつ素直すなおな心こころのまま
信しんじるべきものが愛あいする人ひとならば
私わたしには恐おそれるものなんてもう何なにもないから
零こぼれ落おちる涙なみだがいつも伝つたえてくれるのは
悲かなしみの中なかにはいつも新あたらしい道みちが待まっていること
あなたのやまない笑顔えがおがこんな私わたしを救すくって
このままでいいんだって
導みちびいてくれるような気きがして