大空おおぞらずーっと見みてた 急きゅうに雨あめが降ふった
ため息交いきまじりの午後ごご 傘かさを広ひろげ歩あるく
いつもの喫茶店きっさてんの窓まどに咲さいた桜さくら 見みてるとなぜか笑顔えがおになった
元気げんきだそう 前まえを向むこうよ 私わたしは私わたししかない
あれこれ迷まよっていても仕方しかたないんだね
すぐにきっと雨上あめあがるから 傘閉かさとじて今私いまわたしは
白しろいたんぽぽになる 青空旅あおぞらたびしてみよう
優やさしいだけじゃダメと 誰だれかが言いっていた
きれいなだけでもダメと どこかで言いっていた
いつもの歩道橋ほどうきょうをこぶし握にぎり締しめ歩あるいた 夕日ゆうひにらみつけたよ
声こえを出だそう 叫さけんでみよう 雨上あめあがりの笑わらい声ごえ
泣なき虫むしがほらどこか遠とおくへいったよ
フェンス越ごしに見みえる大空おおぞら 鳥達とりたちが飛とんでいくよ
街中まちじゅうのみんなに今いま 神様翼かみさまつばさをつけて
新あたらしい風かぜが吹ふく 私わたしの背中せなかに 勇気ゆうきを体中感からだじゅうかんじてる
雨あめがやんで おひさま出でたよ あなたの心こころも早はやく
雨あめのち晴はれになると祈いのっているから
どんな風ふうに生いきればいいの? 早はやくたどり着つきたいけど
一ひとつだけわかっている あと少すこし、がんばってみるよ