文字サイズ
よみがな
女心おんなごころいて
汽笛きてきひとこえ 波止場はとば
ぬよりかなしい わかれがると
らずにいたのよ ばかでした
ああ ああ かないで
わたしのこして ふね

こいもろさを りながら
今度こんどこそはと しんじたの
あなたの吐息といき波間なみまれた
あのしあわかえしてよ
ああ ああ あいしても
おとこまぐれ わかぶね

あんなおとこわれても
おもいきれない にくめない
あなたの身代かわりに なるひとなんて
こののどこにも いないのよ
ああ ああ れてって
わたしかせて ふね