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たったひとつだけあやめたとしても
たったひとつだけきずつけたとしても
さばかれないいのちがここにあるよ
この一番いちばんそばに

きずつけうことはできても
そのにぎれはしなくて
こえはちゃんとこえているのに
ぼく鼓膜こまくれないの

もうすこしだけ このまぶたにってて
いつだってそう えるのは一人ひとりだけ

もうすこしだけ その声震こえふるわせてて
きたいのに けぬなら わらえばいい」

たったひとつだけきらわれたとしても
たったひとつだけ裏切うらぎられたとしても
きみはなさないいのちがあるんだよ
その一番いちばんそばに

それをまもっていけるのかな
くさないでいられるかな
くしたくてもくせやしないよ
ぼくぼくをやめれないの

もうすこしだけ このまぶたにってて
らししても えるのは一人ひとりだけ

もうすこしだけ その声震こえふるわせてて
しても まぬなら うたえばいい」

きみきみまもれるかな 勇気ゆうき使つかかたかるかな
きみはきっと苦手にがてだから できることはぼく手伝てつだうから

くちだけは達者たっしゃなあいつはきっとね ずかしがりだから
かがみにはうつらないけど こうがわきみてるから

もうすこしだけ このまぶたにってて
いつだってそう うつるのは一人ひとりだけ

もしかしてさ あのときかがみ
しそうなかおした あのぼくは…