悲かなしみの中なかで生うまれた 一輪いちりんの花はなのように
咲さいていたたった一ひとつの 命いのちの力ちからで皆みなに伝つたえてきた

声こえを出だして送おくってみよう あなたの全すべて受うけとめたい
愛あいを知しったあの夏なつの日ひ これからは一緒いっしょだと願ねがう

飾かざらないで 君きみのままで 命いのちさえも遠とおくなってしまわぬように
瞳ひとみの奥おくで 笑わらっていたい あなたのキスを 忘わすれない あの夏なつの日今ひいまも

暗闇くらやみでそっと見みつけた 小ちいさな光探ひかりさがしてた
あなたのその優やさしさを 心こころで感かんじ取とったから気きがついた

空そらはいつも呼よびかけてる あなたの全すべて受うけ止とめたい
愛あいをいつも感かんじてたい これからの未来みらいつなぎだそう

飾かざらないで君きみのままで その笑顔えがおの力ちからに見みつめられたら
心こころの奥おくに眠ねむりにつきたい あなたの ぬくもりを今いま 知しったから

そっと 手てを伸のばしてみたけれど 霧きりが邪魔じゃましてしまうかもしれない
だけど 澄すんだ心こころ あなたは見みえてるから 「大丈夫だいじょうぶだよ」と 抱だきしめてくれるから

飾かざらないで 君きみのままで 命いのちさえも遠とおくなってしまわぬように
瞳ひとみの奥おくで 笑わらっていたい あなたのキスを 忘わすれない あの夏なつの日今ひいまも

飾かざらないで君きみのままで その笑顔えがおの力ちからに見みつめられたら
心こころの奥おくに眠ねむりにつきたい あなたの ぬくもりを今いま 知しったから