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よみがな
きみが いなくなったまち
しろめられてゆくの

とおぎて人波ひとなみなか
きみのこと おも

だれもがすれちがこたえをさがしてる
季節きせつがまたひとつ ぼくをのこして
わりはじめた

ドアをけたまま きみは
涙浮なみだうかべながら った

たりまえだった そばにいることが
このむねめつける

だれもがすれちがい ぬくもりもとめてる
どこまでもひろがる そらかんだ
きみの名前なまえ

だれもがすれちがまよかかえたまま
えがいてた明日あすいまちがっても

いつかわすれるだろう むねいたみさえも
しあわせに」とねがい そっとつぶやいた
きみの名前なまえ