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よみがな
AH まぶしく晴れわたる 10年目の夏 どうしてこんな風に色あせた空気に
何も変わってない 終わってもない 確かに 君は今も そばにいるけど
でも 恋は2度とは 戻らない事 君も気付いている そうだろう?
毎晩のように 泣いてた君に 何もしてあげられなかった
喜んだ顔が見たい 驚かせたい 優しく包まれていた 笑顔の君に

あなたがいるから 生まれてきたの 君はよく そう言ってたね
一人じゃないから ここにいるから 何が起こっても一緒だよって

遠くでひびく声 「じゃあ行ってくるね」 あぁまた顔も見ずに今日が始まる

向き合えば ゆがんだ顔で 言葉をなげる
ちがうんだ こんなはずじゃ ないんだ

死ぬまで2人で 僕は初めて 永遠があると信じた
つまずいた君も 年老いた君も 全部 僕が抱きしめようって
でも恋は2度とは 戻らないこと 君も気付いてる そうだろう?
でも今全てを 壊せば僕等は 生きてる意味がなくなるだろう

AH うんと遠い夏 全てを越えて 静かに2人でいる夢を見たよ