楽たのしい時ときは笑わらえばいいじゃない
笑顔えがおは太陽たいようになり
きっと誰だれかを照てらす

嫌きらいだ
アイツはいつでも皆みんなに囲かこまれ
テストもスポーツも万能ばんのうで

嫌きらいだ
なによりアイツを羨うらやむ自分じぶんが
本音ほんねも隠かくして八方美人はっぽうびじん

いつから諦あきらめた夢ゆめ
暗闇くらやみの中なかでまだ輝かがやいてるよ
忘わすれないで

誰だれもが胸むねの奥おく
叫さけんでるなら
押おし殺ころした言葉ことば
聞きかせてよ届とどけてよ
悲かなしい時ときは泣なけばいいじゃない
涙なみだは風かぜになり
きっと誰だれかを癒いやす

嫌きらいだ
アイツが本当ほんとうは弱よわくて
独ひとりで泣ないても
笑顔えがおは絶たやさないで

嫌きらいだ
それすら気きづかず
すねてた自分じぶんが
抱だきしめたいのに臆病者おくびょうもの

いつでも無情むじょうに来くる明日あした
抗あらがってもダメなら受うけ入いれてみようか
忘わすれないで

誰だれもが胸むねの奥おく
叫さけんでるなら
押おし殺ころした言葉ことば
聞きかせてよ届とどけてよ
苦くるしい時ときはみんないるじゃない
痛いたみは栄養えいようになり
きっと誰だれかを救すくう

誰だれかの為ためじゃなく
自分じぶんでもなく
吐はき出だした言葉ことばは
闇やみを払はらうう光ひかり

誰だれもが胸むねの奥おく
叫さけんでるなら
押おし殺ころした言葉ことば
聞きかせてよ届とどけてよ
楽たのしい時ときは笑わらえばいいじゃない
笑顔えがおは太陽たいようになり
きっと誰だれかを照てらす