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それでもだれかをしんじたいきみちいさな溜息ためいき
世界せかい何処どこにもとどかずえた

あめ二人ふたりえてぼくひとみとがらせて
なんにも出来できないこのはなした

ぼくえないものがきみにはえていたの
太陽たいようのぼ場所ばしょまでまだとお

たましいなかにある一条いちじょうひかりしんじて
さけびたい言葉ことばさえいけれどたださけんでいる
それがぼく音楽おんがく

いつわるかなんてからない
きっとわるときもからない
だからもうすこし、せめてもう一歩いっぽ

何処どこきたいかからない
それでもしつこくこえ
あらしえらんでいかりげる

さけちからきて そのくもえるころ
はげしい夜明よあけがうみをもらすだろう

たましいてるまで一条いちじょうひかりしんじて
きながらうたうんだねむれないよるこうに
きっときみ音楽おんがく

明日あしたへの近道ちかみちがどうしてもつけられない
ひとつずつ 一歩いっぽずつ そんなのかっているけれど
太陽たいようのぼ場所ばしょ

それでもしんつづけたいきみちいさな溜息ためいき
ぼくむね不意ふいつらぬいた

きみため闇雲やみくもにただあいしんじて
僕達ぼくたち手探てさぐりでじたばたとまだたび途中とちゅう
たましいてるまで一条いちじょうひかりしんじて
出鱈目でたらめ旋律せんりつあふよるこうに
きっとぼく音楽おんがく