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よみがな
あめ中咲なかさいている 白粉花おしろいばなには
おまえのさみしい 横顔よこがお似合にあ
なみだぐせ不幸ふこうぐせ
いつもあきらめさき
ふたたびのめぐりい もしもかなうなら
おまえをもう二度にどはなさない

きだからいいのよと このにくずれた
おまえのぬくもり 襟足えりあしのほそさ
きぼくろしろゆび
ながいまつ宿やどつゆ
しあわせのぐちいちゃいないかと
づかう水割みずわりの ほろにが

ひとのかなしみを おまえとせおって
あのとき出直でなおす ことも出来できたのに
なみだぐせ不幸ふこうぐせ
いまもひとりでらすのか
ふりむけばまちあかりとおくにじんでる
旅路たびじのはてまでも におはな