今いま、とてつもなく虚むなしい気分きぶんです
人ひとはみんな独ひとりなんだと気付きづかされたのです
あたしの隣となりにいる人ひとは誰だれ？
きっとついこの間あいだまで赤あかの他人たにんだった
ただのヒト
それが現実げんじつなのです

知しらないヒト、知しりあいのヒト
その差さってミリ単位たんいな気きがします
あたしはひとり。あなたもひとり。
それで良いいのです。それが普通ふつうなのです。

みんな他人たにんなんだと思おもってしまえば
別わかれの１ひとつや二ふたつ たいしたことじゃないでしょ
みんなひとりなんだと思おもってしまえば
ばいばいの言葉ことばに傷付きずつかなくてすむでしょ
だからもういいよ。あやまらなくていいよ。
新あたらしい道みちに進すすみなよ。
ばいばいさよなら、ただのヒト

今いま、とてつもなくさみしい気分きぶんです
心こころの奥おくにポッカリ穴あなが
あいたような気きがするのです。
あたしの隣となりにいた人ひとはどこ？
さっきまでここにいたのに…
姿探すがたさがしてしまうあたしは
まだ割わり切きれてないのです。

知しらないヒト、知しりあいのヒト
その差さの大おおきさを認みとめたら あたしはきっと
もう逃にげられません 涙なみだも流ながすでしょう
それだけは嫌いやなのです。
だって あなたは、だだのヒト。

あなたに出逢であう前まえに戻もどっただけのことなのよ
こんなのあたしの人生じんせいの
ほんの一部いちぶにしか過すぎないわ

みんな他人たにんなんだと思おもってしまえば
別わかれの１ひとつや二ふたつ たいしたことじゃないでしょ
みんなひとりなんだと思おもってしまえば
ばいばいの言葉ことばに傷付きずつかなくてすむでしょ

だからもういいよ。あやまらなくていいよ。
新あたらしい道みちに進すすみなよ。
ばいばいさよなら、ただのヒト