足元あしもとの影法師かげぼうしを
ひとつ ふたつって飛とび越こえて
それだけで得意とくいになってた
公園こうえんのシーソーから
母ははに見みせてもらった空そら
今いまでも鮮明せんめいに覚おぼえてる

澄すみ渡わたる様ような青空あおぞらに
風通かぜとおしの良いいあの気持きもち
しばらく離はなれてた気きがした

あなたを足たさないとね
私わたしは空からっぽだってこと
飾かざらぬ微笑ほほえみに触ふれた時とき 気付きづいてた
もどかしい 懐なつかしい
素直すなおさがあふれる
あなたが好すき あなたが…

時々選ときどきえらんできた道みちを
間違まちがったって思おもえて
心こころが沈しずむ日ひもあるけど
間違まちがいのその先さきで
あなたが待まっててくれたから
迷まよってた過去かこも誇ほこれるよ

羽はねがはえたように心こころが
軽かろやかなステップを踏ふみ出だす
あなたのリズムと呼応こおうして

私わたしを理解わかりたいとね
あなたが想おもってくれたこと
無邪気むじゃきに嬉うれしい自分じぶんが少すこし恐こわいけど
柔やわらかく 暖あたたかい
優やさしさがあふれる
あなたが好すき あなたが…

澄すみ渡わたる様ような青空あおぞらに
風通かぜとおしの良いいこの気持きもち
もう失なくさずにいれる気きがして

あなたを足たさないとね
私わたしは空からっぽだってことを
知しるたび 心こころは愛いとおしさに震ふるえた
もどかしい 懐なつかしい
素直すなおさがあふれる
あなたが好すき
あなたが...

あなたが好すき
あなたが...