朝あさの光ひかりは静しずかに
生なまぬるい風駆かぜかけ上あがる
小ちいさな願ねがいを乗のせて
巡めぐる時代じだいの中なか

綺麗事きれいごとなんて
言いってる場合ばあいじゃないから
今いま、この時間じかんを掴つかんで
そう未来みらいを愛あいしたいの

この恋こいの始はじまりは
君きみと出逢であった日ひの
見みつめあった瞬間しゅんかんに
生うまれていたんだろう

君きみの瞳めにいつしか
次第しだいに心奪こころうばわれて
なのにまだ曖昧あいまいな態度たいど
分わからない振ふりをして

降ふり続つづく雨あめに
差さし込こむ光ひかりのように
そっと
愛あいを覚おぼえた心こころは
そう未来みらいへ繋つながるの

滅多めったに好すきだなんて
言いえないけれど
でも
抑おさえきれない程ほどに
愛あいし始はじめていた

あの何気なにげない君きみの言葉ことば
それは魔法まほうがかかったように
キラキラしては
僕ぼくを導みちびいてゆく

この先さきにある日々ひびが
何なによりの奇跡きせきだって
見みつめあってゆけるように
歩あるき始はじめてゆく

ほら
この恋こいの始はじまりは
君きみと出逢であった日ひの
見みつめあった瞬間しゅんかんに
生うまれていたんだろう