- 文字サイズ
- よみがな
おんなは翳かげある 横顔よこがおみせて
西にしから流ながれて きたという
問とわず語がたりの 身みのうえ話ばなし
ひざをよせあう カウンター
さすらいの さすらいの 酒さけをのむ
こぼれ灯びの こぼれ灯びの 酒さけのやど
硝子戸ガラスどゆすって 雪ゆきが舞まう
おんなは数かぞえて はたちと幾いくつ
男おとこにつくした 指ゆびを折おる
遠とうのむかしに わかれた女やつを
想おもい出ださせる そのしぐさ
さすらいの さすらいの 酒さけをのむ
こぼれ灯びの こぼれ灯びの 酒さけのやど
泣なくなよ しみるぜ あの汽笛きてき
おんなは離はなれの ちいさな部屋へやに
泊とまって行いってと 下したを向むく
故郷ふるさとなくした 似にた者ものどうし
夢ゆめのかけらが ほしい夜よる
さすらいの さすらいの 酒さけをのむ
こぼれ灯びの こぼれ灯びの 酒さけのやど
ゆらりとくずれる 酔よいごころ
西にしから流ながれて きたという
問とわず語がたりの 身みのうえ話ばなし
ひざをよせあう カウンター
さすらいの さすらいの 酒さけをのむ
こぼれ灯びの こぼれ灯びの 酒さけのやど
硝子戸ガラスどゆすって 雪ゆきが舞まう
おんなは数かぞえて はたちと幾いくつ
男おとこにつくした 指ゆびを折おる
遠とうのむかしに わかれた女やつを
想おもい出ださせる そのしぐさ
さすらいの さすらいの 酒さけをのむ
こぼれ灯びの こぼれ灯びの 酒さけのやど
泣なくなよ しみるぜ あの汽笛きてき
おんなは離はなれの ちいさな部屋へやに
泊とまって行いってと 下したを向むく
故郷ふるさとなくした 似にた者ものどうし
夢ゆめのかけらが ほしい夜よる
さすらいの さすらいの 酒さけをのむ
こぼれ灯びの こぼれ灯びの 酒さけのやど
ゆらりとくずれる 酔よいごころ